『知らない人から損をする』

政治の世界では選挙活動が行われいます。

「政治なんかわからない」
「この前の選挙行ってない」
なんて人も多いのでは?

確かに、特に若い人の政治に対する関心は
とても低いのが現状です

しかし、政治で決めらたり
選挙で選ばれた人の決定が
後になって、私たちの生活に
大きな影響を与える場合があります

漫画「ドラゴン桜」に今の世の中を
教えてくれる名セリフがあります

「”知るか””知らないか”、
 たったこれだけの違いで
 有利か不利かの差が出るんだ」

「社会のルールは、頭のいいやつの
 都合のいいように作られているんだ。
 わざとわかりにくくして、
 ろくに調べもしない奴らから
 多く取ろうという仕組み。
 頭を使わず面倒くさがらずに
 調べない奴らはだまされる。」

まさに、その通りです
「関係ないから」
「難しそうだから」と言って
知らんぷりしてても
結局、何も知らない人が
一番損をする、そんな社会なのです

その昔・・・
派遣労働なんか無かった時代は
雇用の不安なんかありませんでした

どんな会社でも、働き続けることで
生活は向上しました

しかし、政治で「派遣労働の解禁」が
決定したことで、多くの企業が
リストラに走り、安い派遣労働に
切り替えました

それを知っていた人は、
より安定した会社を選ぶようになりましたが
知らなかった人は、
先行きのない会社で、不満を募らせています

少し前だと、「働き方改革」という中で
”残業代を払わなくてもいい”という
恐ろしい法案が議論されていました

現在、将来が見通せる会社で働く人は
きっと、社会の現状を理解していたのでしょう
そして、知らなかった人は、今も
「いい仕事がない」と途方に暮れています

それもこれも、
今に始まったことではありません
時代の流れともに
政治で決定されたことが、
実行されてきただけです

選挙に行ったからといって
世の中を変えることはできないけど
政治や社会の仕組みを知ることで
将来のリスクを大きく減らすことはできます

この国の「イス取りゲーム」はすでに
”いいイス”は全て取られています
もう、用意されているイスに座っても
将来は保証されません

そうなると、あとは
「自分でイスを作る」しかありません
起業するということは、そんな
”あなただけのイス”を作ることだと私は思います。